こんにちは。公認心理師のSです。
「もっとちゃんとしなきゃ」
「完璧にやらなきゃ失敗だ」
そんな思いに押しつぶされそうになることはありませんか?
責任感が強く真面目な人ほど、「ちゃんとやらなければ」という気持ちが強くなりやすく、結果として自分を追い詰めてしまうことがあります。
それは一見、向上心の表れのようにも見えますが、行きすぎると心の疲れや生きづらさにつながってしまいます。
実は「完璧さ」を追い求める姿勢そのものが悪いのではなく、「完璧でなければならない」という考え方に縛られることが問題なのです。
今回は、完璧主義と上手に向き合うための心理学的な視点や、日常でできる工夫を紹介していきます。
完璧主義とは、文字通り「すべてを完璧にしようとする傾向」のことです。
完璧主義には大きく分けて2つの側面があります。
1.適応的完璧主義
高い基準を持ち、自分を成長させるエネルギーにできるタイプ。努力を楽しめる側面があり、達成感を感じやすいのが特徴です。
2.不適応的完璧主義
失敗への恐れが強く、少しのミスも許せないタイプ。自分を責めたり、不安にとらわれやすい傾向があります。
「ちゃんとしなきゃ」と思うとき、多くの場合その裏には次のような気持ちが隠れています。
失敗への強い恐れ
「間違えたら嫌われる」「評価されないかもしれない」
他者からの期待に応えたい気ち
「ちゃんとしていないと迷惑をかける」
自己肯定感の低さ
「完璧にできなければ自分には価値がない」
また、過度な完璧主義は、心や体にさまざまな影響を及ぼします。
・不安や緊張が強くなる
・ミスを恐れて行動できなくなる(先延ばし)
・自分に厳しすぎるため自己否定が強まる
・周囲との比較で落ち込みやすい
・睡眠障害や慢性的な疲労感
・人間関係において「期待通りにしなければ」と疲弊する
「ちゃんとしなきゃ」と頑張っているつもりが、結果的に本来の力を発揮できず、むしろ生活の質が下がってしまうことがあるので、注意が必要です。
では、どうすれば「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーと上手に向き合えるのでしょうか?今回は心理学や実践的な知恵からいくつかのヒントを紹介します。
・「70点でOK」と考える
・ 自分の基準を見直す
・ ミスを「学び」に変える
・ 小さな達成を積み重ねる
・ 他人と比べない
・ 「ちゃんとしない練習」をしてみる
・ 信頼できる人に弱さを見せる
それぞれの詳しい実践方法はぜひ、鎌倉ITクリエイター・ファクトリーに見学にきて、直接聞いてください。
皆さんにお会いできることを楽しみに、お待ちしています。



